おばあちゃんの佃煮
おばあちゃんからずっしり重い小包が届いた。
外側から順に、布のガムテープでぐるぐる巻き+紙のガムテープ+紐+包装紙=非常に開けにくい。一瞬くじけそうになったほどの頑丈さは、開封されることを頑なに拒んでいるかのよう。心配性のおばあちゃんが目に浮かぶようだ。ただ、その心配な気持ちはたいがい根拠はなく、対処法も的を得ていないという残念な感じがまさにおばあちゃんらしく微笑ましい気分にもなる。 中身は、およそ2キロはあるかという量の昆布とするめの佃煮と、甘酒、端切れで作ったバスマット。これでもかとばかりに詰められた保冷パックと共に。重いはずだ。 貞江85歳、頑張りました。頑張ってます。 疲れるだろうに、根気良くこれだけのものを作ってくれたんだなあ、と思うと暖かい気持ちになった。 で、この佃煮が絶品なのよ。最近で一番の出来の良さ。この味がずっと食べれますように。おばあちゃん、元気でね。
by kensou9900
| 2009-04-17 11:30
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