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NASAより宇宙に近い町工場

今年読んだ本でダントツ一番の本。こんなに人に薦めたい本に出会えたのは久しぶり!!読んでる途中で、あの人にもこの人にも教えてあげたいって顔が浮かんでくるような本ってほとんどないもの。
本の帯に『小学生から経営者まで感動の渦に巻き込む!講演から生まれた本』って書いてるけど、ホントそう。子育て中のお母さんにも、学校の先生にも、自分が何をしたいのか分からない人にも、今以上に成長していきたい人にも、夢を追っている人にも、もちろんサラリーマンにも、経営者にも、うまくいってる人も、そうでない人も、字を読むことが出来るすべての人にお勧めします。平易な言葉で書かれているから、子供でも、普段本を読まない人でも、すごく読みやすいと思います。なにかしら、どこかしらの言葉があなたを励まし、元気づけること間違いなし、でしょう。

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NASAより宇宙に近い町工場 僕らのロケットが飛んだ』
植松努著  ディスカバリー・トゥエンティーワン 1300円


「どうせ無理・・・。」廃絶宣言!
すべて自腹で宇宙ロケット開発に取り組む小さな町工場が北海道にあります。その町工場の植松社長の宇宙開発をする意味、社会を良くしていきたいという思い、彼の生い立ちや、会社がどのように宇宙開発で結果を出していったか、実際に経験し感じたことなど、いろんなエピソードから彼の思いがあふれていて、温かい気持ちになります。


世の中に「どうせ無理」「出来るわけない」「あきらめろ」と言う言葉がどれほど蔓延していることか。何げなく使うこの言葉でどれだけの可能性をつぶしてきたんだろう。「だったら、こうしてみれば。」って言う人が一人でも多くなればいいな。
by kensou9900 | 2010-06-07 18:19
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